
帝国データバンクによると、今年7月の全国企業倒産(負債1千万円以上の法的整理)は956件、負債総額は1664億7300万円だった。件数が前年同月比3.9%、前月比10.0%それぞれ増加し、今年最多を記録。サービス業の倒産が7月として2000年以降の最多となった。
8業種中5業種で前年同月を上回った。このうちサービス業が同9.6%増の263件。業種中分類別ではパチンコホールなどの娯楽業、経営コンサルタントなどの専門サービスの増加が目立った。
運輸・通信業は同4.5%増の46件と9カ月ぶりに増加した。
建設業(同5.2%減の181件)と製造業(同17.4%減の100件)の2業種は減少した。
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