
環境省は9月5日、2025年の大阪・関西万博において、「国立公園は、ここにある!」と題した体験型企画展示を開催すると発表した。万博会期中の9月19日から23日までの5日間、ギャラリーWESTで日本全国35の国立公園の魅力を発信する。
スタンプラリー形式で国立公園の魅力を体感
企画展は「見る」「知る」「推す」「撮る」の4つのゾーンを回遊するスタンプラリー形式。各ゾーンを体験すると、国立公園を象徴する希少な動物のキャラクターがデジタルで出現し、二次元コードが表示される。これを読み取ることでスタンプを獲得できる仕組みだ。
アプリのインストールは不要で、スタンプを4つ集めると、日本の国立公園マップがデザインされたオリジナルバンダナがプレゼントされる。ただし、バンダナは数に限りがあるという。
“知らなかった”が”行ってみたい”に変わる体験
展示会のコンセプトは「”知らなかった”が”行ってみたい”に変わるネイチャーアミューズメント体験」。日本の国立公園のブランドスローガン「その自然には、物語がある。」のもと、国立公園の雄大な自然や文化を体験的に伝え、国内外の来場者に「感動と学び」を提供する。
環境省はこの展示を通じて、来場者が日本の国立公園を「知る」から「好きになる」、そして「行ってみたくなる」という気持ちへと導き、未来の旅行者と国立公園の関係を深く、楽しく、永くつなぐ発信拠点としての役割を果たすとしている。
国立公園オフィシャルパートナーも参画
同会場では、国立公園オフィシャルパートナー企業等も参画し、日頃のネイチャーポジティブへの取組を発信する。参画企業等は川崎重工業株式会社、株式会社好日山荘、株式会社ゴールドウイン、首都高速道路株式会社、株式会社デラ、株式会社東京山側DMC、一般社団法人ナショナルパーク・レスポンシブルツーリズム推進協議会、株式会社日本国際放送の8社・団体。
開催概要
「国立公園は、ここにある!」の開催期間は2025年9月19日(金)から23日(火・祝)まで。開場時間は午前9時30分から午後6時まで。会場は大阪・関西万博のギャラリーWEST展示室②。参加予約は不要で、誰でも自由に参加できる。
詳細は環境省のオフィシャルサイト(https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/pick-up/expo2025/)で確認できる。