
商談会の様子
岐阜県観光連盟(葛西信三会長)は7月21~25日、台湾の台北、高雄の両市で、現地旅行事業者向けの商談会などを行った。同県内5圏域から過去最多となる26団体・事業者33人が参加。同連盟が最重要マーケットと位置付ける台湾市場に向け、積極的に来訪をアピールした=写真。
参加したのは、同県内の自治体、観光協会、宿泊・観光施設の関係者ら。
22日は3班に分かれ、高雄市内でセールス活動を実施。団体から個人客までさまざまな強みを持つ事業者に対し、ニーズに合わせた観光素材を提案した。
23日には台北市で大規模商談会と交流会を開催。台湾の旅行事業者73社113人が参加。「オール岐阜県」としての統一感あるPRを展開し、認知度向上に努めるとともに、積極的な商談を展開した。
翌24、25の両日は参加者各自によるセールス活動を実施し、商談会で関係性ができた事業者などを中心に訪問。具体的な旅行商品の造成などに向けた話し合いなどを行った。
同県からの参加者からは「新しい旅行業者との関係構築ができた」「セールスコールで既存旅行会社との関係が強化できた」などの感想が聞かれた。
「台湾は多くの訪日旅行者が訪れる上、リピーターが多いのが特徴。当県にとってはインバウンドの最重要マーケットの一つとして、継続的な誘客促進活動を展開していきたい」と同連盟。
商談会の様子