
日本政策金融公庫の中小企業景況調査によると、小企業の今年7月の売上DIは前月比7.9ポイント増のマイナス0.7。2カ月ぶりの上昇も、5カ月連続のマイナス水準となった。
DIは前月比で売り上げが増加の企業割合から減少の企業割合を引いた値(季節調整値)。調査は7月中旬、三大都市圏の同公庫取引先900社に行い、560社から有効回答を得た。
DIを6の最終需要分野別に見ると、食生活関連と電機・電子関連の2分野がプラス水準となった。食生活関連は前月比0.7ポイント増の11.1。電機・電子関連は同18.1ポイント増の9.1と、前月のマイナス水準からプラス水準に転換した。
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