
「JALガクツナ プロジェクト」概要
日本航空(JAL)は地域の関係人口を増やす取り組みの一環として、「JALガクツナ プロジェクト」を18日に開始した。
地域貢献に関心を持つ学生と、地域の課題解決の担い手を求める自治体や地域事業者とをマッチングさせる取り組みで、2025年度は夏と冬の2回開催を予定している。
学生がインターンシップのように地域へ数週間滞在し、自治体や事業者と共に滞在地域特有の課題解決に向き合う。
JALと地方自治体が協力して学生の移動費と滞在費用を援助する。
第1弾は8月24日から9月6日にかけて福岡県宗像市で実施する。同市で第1次産業を営む農家や漁業者が受け入れ事業者となり、首都圏1都3県に在住の大学生と大学院生を対象としている。
滞在終了後、学生は同社のフォローアップを受けながら、自身が肌で感じた地域産業の魅力を発信する。
参加費は宿泊費4万5千円がかかるものの、滞在期間中はレンタカーの貸与や、東京と福岡1往復分の移動費に相当する1万8千マイルの提供などのサポートを受けられる。
JALは「学生が滞在を終えた後もプロジェクト参加者同士のつながりを継続的に育む」としている。
第2弾の詳細は12月ごろに発表する。
「JALガクツナ プロジェクト」概要