
オリックス・ホテルマネジメントが運営する御宿東鳳(福島県会津若松市・東山温泉)は8月1~9日の期間、地元農産物の魅力発信と食品ロス削減を目的としたイベント「会津産新鮮野菜市」を開く。新鮮野菜を販売するほか、売れ残った野菜は同日、夕食としてレストランで提供し、食品ロス削減にも取り組む。
午前8~10時まではロビーで野菜市を開き、JA会津よつば直売所「まんま~じゃ」から届く朝取れ野菜を販売。収穫量が多く、直売所の陳列棚に並べきれなかった野菜も並び、売れ残った分はその日の夕食に再活用される。
夕食会場となるビュッフェレストラン「あがらんしょ」では、毎日午後5時半から9時まで、売れ残ったトマトやミニトマト、キュウリなどを皮付きのまま提供する「まるごと新鮮野菜」体験を実施。野菜の味や香りをそのまま感じてもらう。
さらに、旬を迎えた会津の伝統野菜「慶徳玉ねぎ」と「かおり枝豆」を使用した料理も提供。品種の特徴や、会津の伝統野菜を守る会の活動などもパネルで紹介され、来館者に地域の食文化を発信する。
同館の公式インスタグラムでは、8月15日まで「会津夏野菜まるかじりスマイルコンテスト」を実施。ハッシュタグ「#東鳳まるかじりスマコン」をつけて野菜をかじる様子を投稿した人に抽選で同館のペア宿泊券をプレゼントする。