
参加者との集合写真
韓国の忠清北道や忠清南道などの自治体で構成される韓国忠清圏観光振興協議会は6月27日、日本の旅行会社やメディアに向けた観光説明会を東京都内で開催した。韓国を訪れる日本人旅行客の地方都市分散に向け、忠清圏の観光地、グルメを紹介した。
忠清圏は、韓国中西部に位置する忠清北道・忠清南道にまたがる観光圏で、首都・ソウルの南方約100~150㌔に位置する。同エリアの玄関口となる清州国際空港には、日本の7空港(帯広、新千歳、成田、茨城、関西、中部、福岡)から航空路線が乗り入れており、最短2時間程度で渡航できる。
韓国忠清圏観光振興協議会は、忠清北道、忠清南道、大田広域市、世宗特別市の4自治体で構成される観光関連団体で、日本の旅行会社などに対し同エリアの観光PRなどを積極的に行っている。
説明会の冒頭は、同協議会の会長・張寅秀(チャン・インス)氏があいさつ。「(忠清圏は)アクセスが非常に優れており、観光交流拡大に最適な場所だ。多彩な魅力と観光コンテンツに多くの関心をもっていただき、旅行商品への反映と集客に積極的にご協力いただきたい」と述べ、今後日本と積極的な交流を深めていくと強調した。
あいさつする張寅秀会長
観光説明会では、圏内各自治体の主要な観光地やグルメが紹介されたほか、圏内で予定されている大型イベントも紹介。今年9月12日から約1カ月間開催される「2025永東世界国楽エキスポ」、同9月19日から開催される「錦山世界人参祭り」、2026年4月25日から開幕する「2026泰安国際園芸治癒博覧会」などをPRした。
参加者との集合写真