
薬用雪肌精ブライトニング3種とミニボトル
コーセートラベルリテール(東京都中央区)はこのほど、アメニティ「薬用雪肌精」のリニューアル新製品を発売したことを記念して、雪肌精の売り上げの一部をサンゴ保護活動に寄付すると発表した。
この活動は、「SAVE the BLUE」プロジェクトを通じて行うもので、「地球温暖化の影響で絶滅の危機にある沖縄県のサンゴ礁を救うため」と同社。
リニューアル製品は、「薬用雪肌精ブライトニング」。ラインアップは、クレンジングオイル、エッセンスローション、エマルジョン(乳液)の3種。専用アプリケーターと、詰め替え用ボトルに加え、ミニボトルセットも用意した。
併せて、高級旅館、ラグジュアリーホテル向けの「雪肌精BLUE」のミニボトルセットも発売。ラインアップは、クレンジングオイル、スクラブウォッシュ(洗顔料)、エッセンスリキッド(化粧液)、クリームの4種。
同社によると、リニューアルをした雪肌精の最大の特徴は、日本初となる美白と肌あれを防止する二つの効能にある。
甘草(カンゾウ)由来有効成分を配合し、「シミ防止に加え、乾燥によるくすみ、肌あれに有効で、みずみずしい透明美肌へと導く」としている。有効成分の「グリチルリチン酸ステアリルSW」が、「美白」「肌あれ・あれ性」の効能を日本で初めて承認取得したという。
雪肌精によるSAVEthe BLUEプロジェクトは2009年から展開しており、サンゴの育成活動を行う団体「海の種」へ、サンゴ育成活動費用の一部を寄付してきた。その活動は今年で17年目を迎える。
また、雪肌精アメニティにおいても、SAVE the BLUEプロジェクトを開始し、宿泊施設と連携した新たな取り組みを強化している。
この取り組みに賛同した施設は多く、ホテル日航アリビラと、琉球ホテル&リゾート 名城ビーチは、雪肌精アメニティの導入を決めた。客室で雪肌精を体感できるだけでなく、夏の期間中、施設内のプールを活用したイベントなども展開する。
さらに読谷村、糸満市など自治体の賛同もあり、市が推進するSDGs活動にも参画。
糸満市、読谷村の各海岸で行う「ビーチクリーン活動」や、海の環境に配慮した「サンゴフレンドリー処方」を配合した雪肌精日焼け止めを同市、同村の児童へ寄付する活動も含まれる。
ビーチクリーン活動
「日焼け止めに含まれる成分が、サンゴや海洋生物に悪影響を与えてしまう可能性があることを子供たちに理解してもらいたい」としている。雪肌精日焼け止め成分は、サンゴの育成に影響がないことが確認されているという。
商品リニューアルだけにとどまらず、地球環境に配慮したリサイクルマーク記載やバイオマスPET使用、FSC認証マークなども盛り込まれており、同社では、「施設は、地球環境保全に貢献できる上、宿泊者自身も環境保全活動に自然と取り組める設計になっている」と話している。
雪肌精とSAVE the BLUE活動の問い合わせ先は、コーセートラベルリテール株式会社TEL03(3270)6687。
薬用雪肌精ブライトニング3種とミニボトル