
国土交通省は13日、国土交通分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)施策を推し進めるため、今後の目指すべき方向性や取り組みを強化すべき領域を示した「国土交通省DXビジョン」を公表した。行政手続きなどを通じて得たデータの徹底的な活用を基軸とするDX推進の〝羅針盤〟と位置付け、国民や所管業界との連携を一層強化しながら、社会経済状況の変化に対応するとともに、顕在化しつつある社会課題の解決につなげていく。
人口減少、少子高齢化による労働力不足や災害激甚化、インフラ老朽化など、わが国を取り巻く環境が変化する中、同省としても、データやデジタル技術の活用を通じて社会経済状況の激しい変化に柔軟かつ素早く対応するため、DXの推進を図ることが求められている。【記事提供:交通新聞】
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