
庭に薬剤を散布する様子
ダスキン(大阪府吹田市)のトコジラミ駆除などを手掛けるターミニックス事業部はこのほど、新サービスとなる「蚊駆除 点検・予防サービス」の提供を開始した。
プロが定期的に訪問し、駆除、点検・予防作業を行うことで、屋外での蚊の発生と、屋内への侵入を抑制する。「施設利用者が快適に過ごせる環境づくりをサポートする」と同社。
サービスの流れは以下の通り。
(1)蚊の幼虫の発生源となる「水たまり」や、蚊が潜む「草むら」などがないか点検し、その対策をアドバイス
(2)蚊が潜む茂みなどに液状の薬剤を散布して、蚊の成虫を駆除
(3)除去できない水たまりに薬剤を投入し幼虫(ボウフラ)を駆除して蚊の発生を予防する。
オプションで、炭酸ガス製剤を使用して蚊の成虫を駆除するサービスと、蚊の捕虫器を屋外に設置し、においで蚊を誘引して捕獲するサービスも提供する。
ダスキンによると、よくある蚊の発生源として、空き缶や空いたペットボトル、植木鉢の受け皿、バケツ、詰まった側溝などを挙げる。
同社では、「毎年蚊が多く発生して困っている」「人や物の出入りが多く、扉などからの侵入を防げない」「蚊が媒介する感染症が不安」といった悩みを解決できるとアピールしている。
庭に薬剤を散布する様子