
国債購入減額計画について説明する植田総裁(6月17日、日銀本店)
国債購入は26年春に減額幅縮小 「毎四半期2000億円」へ
日本銀行は6月16、17日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コールレート翌日物を「0.5%程度」に誘導する方針の維持を全員一致で決めた。
今会合で「中間評価」した現行の国債購入減額計画については、月間購入額を毎四半期4000億円減らし、終期(2026年1~3月)に3兆円程度とする計画を維持。一方、26年4月以降は減額幅を毎四半期2000億円に縮小。次期計画終期(27年1~3月)の月間購入額は2兆円程度になる見通し。【記事提供:ニッキン】
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