
(中央左から)ブッキング・ドットコムのロドリゲス氏、アゴダの大尾嘉氏、Hey Maxのルー氏
国内外のオンライントラベル関係者が集まる国際会議「WiT(ウェブ・イン・トラベル)ジャパン&ノースアジア」が5月26、27日の2日間、ウェスティンホテル東京(東京都目黒区)で開かれ、多数の講演、セッションが展開された。27日には、外資OTA各社のキーパーソンが多数登壇し、次世代の訪日客の旅行動向や旅行ニーズの変化、国内のオーバーツーリズムの打開策などについて意見を交わした。
「ディープ・アジア」で旅館が人気
27日は、外資OTA各社によるトークセッションも行われた。今回はブッキング・ドットコム日本・韓国地域リージョナル・マネージャーのルイス・ロドリゲス氏、アゴダのアソシエイト・ヴァイスプレジデント 北アジア地区統括(Agodaインターナショナル・ジャパン代表取締役)の大尾嘉宏人氏、旅行特典プラットフォーム「Hey Max」のCEO兼共同創設者のジョー・ルー氏が登壇。次世代の旅行者の特徴や、日本を訪れる訪日客の昨今の旅行トレンドを議論した。
冒頭、次世代の旅行者の特徴について議論。ロドリゲス氏は「体験」と「お得さ」の両方を重視するとした。大尾嘉氏は、ベビーブーム世代と異なるZ世代の特徴に「見る」だけでなく「感じる」ことを重視すると主張した。
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