
1200人超が参集した今年の全国大会
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は17日、東京のホテルニューオータニで第103回全国大会を開いた。「観光立国・安心安全な宿づくりを推進しよう」「宿泊施設が核となり、地方創生を実現させよう」など8項目の決議を採択。井上善博会長(福岡県・ほどあいの宿六峰舘)は「われわれの業界はどんな困難も乗り越える底力がある。力を合わせて明るい未来をつかもう」と来場者に呼び掛けた。組合員旅館・ホテル、関係者1200人以上が参集。菅義偉元首相ら多くの来賓が駆け付け、あいさつした。
力を合わせ、明るい未来をつかもう
井上会長は「インバウンドのV字回復が進む一方、生産性、収益性の向上、人手不足など長年の課題に加え、急速に進歩したAIの活用、共存といった新たな課題にも直面している」と宿泊観光業界の現状に触れ、「業界が一丸となり、この困難な時代に立ち向かっていかねばならない。会長職2期目に入る今年は、組織体制の見直し、強化を進め、諸課題の解決に努める」とした。
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