
下呂温泉観光協会(岐阜県下呂市、瀧康洋会長=水明館社長)と韓国の儒城(ユソン)観光振興協議会(大田広域市)、台湾の台中市温泉観光協会は5月1~3日、韓国・大田広域市で友好交流会を開いた。友好提携関係にある日韓台の3温泉の関係者が集まり、「アジア三名泉」を目指すとした従来の方針を確認した。
儒城温泉は大田広域市の郊外にあり、7世紀ごろから温泉の存在が確認されている韓国を代表する温泉地。台中市は谷関、大坑など複数の温泉地を抱える。
3温泉はそれぞれの特徴を述べた上で、医療面での利用などさまざまな可能性を模索。水明館が取り組む館内施設での健康増進プログラムの事例も踏まえ、高齢者向けのリハビリやウェルエイジングプログラムを共同で開発する構想も示した。
来年度の交流会は下呂温泉で開催する。
3温泉の関係者が記念撮影