熊本県、フランス観光開発機構と覚書 国際観光交流の促進協力へ


 熊本県とフランスの政府機関「フランス観光開発機構」は2日、東京都内のフランス大使公邸で、国際観光交流の促進に関する覚書を交わした。2019年1月に覚書を交わしており、今回で2回目となる。有効期間は3年。

 締結式には木村敬知事とくまモン、同機構のジャン=クリストフ・アラン日本ASEAN代表、フィリップ・セトン駐日フランス大使が出席した。

 新たな覚書では、伝統工芸や食文化、自然・歴史資源などを生かした観光地域づくりをさらに強化すべく、両者が協力して観光振興に取り組むことを確認した。覚書に基づき、くまモンは7月に渡仏し、日本文化を紹介する「ジャパン・エキスポ」に参加する。

 木村氏は「伝統工芸や手仕事、食文化など、地域が守り育ててきた歴史・文化、自然などを活用したプロモーションを相互に実施することで、さらなる国際観光交流の促進を図る」、クリストフ・アラン氏は「今年はくまモンのジャパン・エキスポへの10回目の参加となる。くまモンの滞在が素晴らしいものになり、今後のヨーロッパでの一層の活躍を祈念する」とコメントした。


覚書を見せる(右から)フィリップ氏、クリストフ・アラン氏、木村氏、くまモン

 
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