
全旅協大阪府旅行業協会とオーサカ・ゼンリョ協力会の合同懇親会が5日、大阪市のホテル日航大阪で開かれた。2025年度は役員改選期に当たり、新たに決まった役員が紹介された。
主催者を代表してあいさつした全旅協大阪府旅行業協会の吉村実会長は、会長職を退任することを報告した上で、来年2月に奈良県で開催される国内観光活性化フォーラムについて、「近畿が一丸となって運営し、観光業界の新たな一歩となるよう意義のある事業にしよう」と呼び掛けた。
また、オーサカ・ゼンリョ協力会の金子博美会長は、大阪・関西万博が関西以外ではあまり盛り上がっていない状況を踏まえ、「ここにおられる皆さんが会場に足を運び、その経験をお客さまに伝えていただきたい」と求めた。
全国旅行業協会の北敏一副会長、近畿運輸局の池田哲郎次長らが来賓出席し、あいさつした。
乾杯の音頭をとった全旅の中間幹夫社長は、万博について「当社で発売している個人の入場券は約10万枚、団体入場券は約8万7千枚となっている。今後も伸びていくだろう」と手ごたえを強調した。