
東武トップツアーズはこのほど、埼玉りそな銀行(本社=さいたま市)と地域デザインラボさいたま(同)が埼玉県川越市で運営する地域共創空間「りそな コエドテラス」で、同社の新規事業開発部門「未来共創ラボ」(今年1月に営業統括本部内に新設)が中心となり、エッジAIカメラを活用した、来訪者行動分析の実証実験を開始した。
施設運営では来訪者の行動やニーズ把握が重要であり、幅広い層が訪れるりそな コエドテラスでの実証実験が適切と判断。来訪者のプライバシーに最大限配慮した非識別データを活用し、展示やサービス体験の改善、地域価値創造に資するマーケティングソリューションの開発を目指す。
使用するエッジAIカメラは、撮影した映像をその場で分析・処理できる次世代型で、ソニーセミコンダクタソリューションズのAI処理機能搭載センサー「IMX500」を採用。個人を特定せず有用なデータを抽出し、プライバシーにも配慮している。