
国内79社の高速バス事業者が参画するJAPAN BUS LINES(JBL)協議会は2日、四国エリア内を運行する高速バスのインバウンド観光客向け乗り放題パス「Shikoku Highway Bus Free Pass」を発売した=キービジュアル。インバウンド観光客向けの施策で、同会のサイト(http://japanbuslines.com/)で販売。四国エリア内での周遊型観光を促進する。
フリーパスは、昨年10月に販売を開始した「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」に続く、インバウンド観光客向けのエリア限定乗り放題パスの第2弾。鉄道などでは行きにくい地域への移動を可能にし、バスを自由に組み合わせて四国エリアを効率よく旅ができる周遊型パスとなっている。
滞在日数に応じて選べる3種類のフリーパス(2day・1万円、3day・1万1千円、5day・1万2千円)と、旅の計画をサポートする情報ガイドがセットになっており、快適で効率的な旅行を実現する。
インバウンド需要は今後も増加することが見込まれており、四国エリア内での高速バスを活用した周遊観光促進および利用者の利便性を向上するため実施する。JBLサイトを通じて多言語(英語・韓国語・中国語繁体字)販売を実現した。
同サイトでは、さらなるインバウンド観光客の利便性向上のため、東北エリア・四国エリアに続くエリアパスの展開など、インバウンド観光客が簡単・便利・安心に移動できるサービス拡充を図る予定。