
JR東海は5月28日未明、東海道新幹線東京―新横浜間で実車を使った異常時対応訓練を行った。運転士、車掌、駅係員、指令員、パーサー、警乗警備員ら約250人が参加。昨年の台風10号による同新幹線の運転見合わせを踏まえ、自然災害に伴う急きょの安全確認により、やむを得ず運転見合わせが長時間にわたる場面を想定した訓練などに取り組み、一連の手順を確認した。
同新幹線では、大規模な自然災害などの発生に備えて社員の対応能力を向上させるため、各現業機関での教育訓練に加え、本線で実際の車両を使用した実践的な大規模訓練を毎年実施している。【記事提供:交通新聞】
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