
手を振る(右から)山下知事、吉岡さん、八津さん
2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主舞台となる奈良県。県は観光振興の絶好のチャンスと捉え、29日、観光推進協議会を立ち上げ、初会合を開いた。記念セレモニーには脚本を担当する八津弘幸さんと、主人公・豊臣秀長の妻「慶」を演じる吉岡里帆さんが登場、盛り上げた。
同協議会の会長には山下真知事が就任したほか、舞台となる大和郡山市の上田清市長、宇陀市の金剛一智市長、高取町の中川裕介町長らが委員として入っている。あいさつした山下氏は「大河ドラマで県が舞台になるのは、1971年放送の『春の坂道』以来、2回目となる。奈良の歴史は古代だけではないということを知ってもらうチャンス」と述べ、観光誘客に意欲を示した。
手を振る(右から)山下知事、吉岡さん、八津さん