
気候変動や廃棄物分野で連携強化
環境省は13日、オマーン国環境庁と環境協力に関する覚書を締結した。気候変動対策や廃棄物管理など、両国が直面する環境課題での協力を深める狙いだ。
松澤裕環境省地球環境審議官とアブドラ・ビン・アリ・アル・アムリ・オマーン国環境庁長官が、オマーンの首都マスカットにある環境庁本部で署名を交わした。両国の環境分野における交流の結実。今後の協力関係強化への期待が高まる。
覚書の締結に先立ち、両者によるバイ会談が行われた。世界が直面する気候変動などの危機に対し、協力して取り組む方針を確認。さらに、アル・アムリ長官が議長を務める第7回国連環境総会(UNEA-7)に向けて緊密に連携していくことで一致した。