大阪・関西万博で熱狂のアニソンライブ、国内外のファン集結へ

　大阪来てなキャンペーン実行委員会（大阪府・大阪市・公益財団法人大阪観光局）は4月24日、「大阪・関西万博の大阪ウィーク～夏～」の7月26・27日、EXPOホール「シャインハット」（大阪・関西万博会場内）で「OSAKA MUSIC LOVER -JAPANIMATION ROCKS-」を開催すると発表した。

人気アーチスト・ロックバンドが集結、アニメ主題歌で万博を盛り上げ

　国内外から大阪を訪れる人々に府内滞在や周遊を楽しんでもらう「大阪来てな!キャンペーン」の一環として実施されるこのイベント。クールジャパンの代表格として世界的に注目を集める日本のアニメ文化、特にその楽曲に焦点を当てたライブイベントだ。

　アニメの主題歌やエンディングソングを手がける人気アーティストが集結し、2日間にわたって熱気あふれるパフォーマンスを披露する。出演予定のアーティストは豪華な顔ぶれ。1日目の7月26日には、KANA-BOON、SCANDAL、FLOW、yutoriが、2日目の27日には、秋山黄色、PUFFY、BURNOUT SYNDROMES、ビッケブランカが登場する。大阪出身のアーティストも含まれており、地元色も感じられる構成だ。

　会場となるEXPOホール「シャインハット」は約1800席を用意。アリーナ席、スタンド前方席、スタンド後方席の3種類が設けられる。チケットの予約・購入方法は席種によって異なり、アリーナ席とスタンド前方席はローソンチケットでの先行予約、スタンド後方席はEXPO2025デジタルチケットサイトでの「2か月前抽選」となる。

　日本のアニメ文化を世界に向けて発信する絶好の機会となる。アニメソングというジャンルが持つ国際的な影響力を、万博という世界的イベントの舞台で存分に発揮できるだろう。

　また、このイベントは大阪の観光振興策としても重要な意味を持つ。万博会場を訪れる国内外の観光客に、音楽を通じて大阪の魅力を伝える狙いがある。ライブ体験を通じて大阪の活気やエンターテインメント性の高さを実感してもらい、府内の他の観光地への周遊につなげることが期待される。