
多様な食文化を体験できる「シオック!カフェ」と「クラウド・バー」
シンガポール政府観光局は、EXPO 2025大阪・関西万博シンガポールパビリオン内の「シオック!カフェ」と「クラウド・バー」のメニュー、及び物販コーナー「ドリーム・ブティック」で販売するオリジナルグッズを発表した。多文化多民族国家の食文化を反映した多彩なフードとドリンクが提供される。
「シオック!カフェ」は、シンガポール語で「美味しい」を意味する「Shiok!」にちなんで名付けられた。ここでは、シンガポールを代表する「チキンライス」「サテー」「ラクサ」といった定番メニューに加え、月替わりの特別メニューやスイーツ、スナックが楽しめる。特にチキンライスは、柔らかくジューシーに茹でた鶏肉と香り豊かなライスを組み合わせた一品で、開幕以来最も人気のメニューとなっている。
パビリオン最上階の「クラウド・バー」では、シンガポールのナイトライフにインスパイアされた空間で飲み物を提供。シンガポールを代表するカクテル「シンガポール・スリング」をはじめ、「タイガービール」や「クリムゾン・サンセット」「ボタニカルドリーム」「ゴールデンフィズ」などが揃う。シグネチャーカクテルのシンガポール・スリングには地元のジンブランドを採用し、本場の味を再現した。また、東南アジアならではのパームシュガーシロップを使用した「カフェラテ」も注目を集めている。
物販コーナー「ドリーム・ブティック」では、シンガポール政府観光局およびシンガポールパビリオンの公式マスコット「マーリー」のオリジナルグッズをはじめ、ANS-EIN、Onlewo、Raffles Hotel Retail Boutique、Supermama、The Animal Projectなどシンガポールを代表するブランドの商品を販売。パビリオンでの体験や思い出を持ち帰ることができる。
シンガポールパビリオン エグゼクティブディレクターのキャリー・クイック氏は「多民族国家であるシンガポールの食文化は多様性に富んでおり、ファインダイニングからユネスコ無形文化遺産に登録された屋台文化で知られるホーカーセンターまで、多種多様な食が楽しめる。今回は、シンガポール人にとって故郷の味とも言える本格的なメニューを選んだ」と述べている。
シンガポールパビリオンは、「ドリーム・スフィア(夢の球体)」と呼ばれる外観が特徴で、17,000枚を超えるリサイクル・アルミニウム製の「ドリーム・ディスク」で構成されている。大阪・関西万博の会場内「セービングゾーン」に位置し、「Where Dreams take Shape(夢が形になる場所)」をコンセプトに、日本語では「ゆめ・つなぐ・みらい」というタグラインを掲げている。