
国土交通省が11月28日に発表した2023年9月の航空輸送統計速報で、国内線定期航空輸送の旅客数は前年同月比24.4%増、19年同月比3.9%減の890万5701人となった。座席利用率は75.4%で、前月から6.4ポイント減少した。
国内線のうち新千歳・羽田・成田・大阪・関西・福岡・那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指す「幹線」は前年同月比19.4%増の380万9052人で、座席利用率は80.0%。その他の「ローカル線」は28.4%増の509万6649人で座席利用率は71.7%だった。
国内線で最も乗客が多かった羽田/新千歳線は前年同月比23.2%増の85万972人に。伸び率が最も大きかったのは引き続き成田/大阪線で113.0%増の1万4771人だった。幹線で前年を下回ったのは大阪/福岡線のみで4.5%減の4万4182人だった。
国際航空輸送の旅客数は前年同月比113.4%増、19年同月比24.5%減の141万2346人。座席利用率は前月から2.8ポイント減の78.7%だった。
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