2027年国際園芸博覧会、キャラクター名「トゥンクトゥンク」に決定


キャラクター「トゥンクトゥンク」と芦田さん(右)、名付け親の北原さん(左)

 横浜市で2027年に行われる「国際園芸博覧会」(GREEN×EXPO2027)が6月22日、開幕千日前を迎え、主催する同博覧会協会が記者発表。公式アンバサダーを務める俳優の芦田愛菜さんが開催への期待を述べるとともに、公募していた公式マスコットキャラクターの名前を発表した。

 キャラクターは3月19日にデザインを発表。同時に名前を募集したところ、6076件の応募から、「トゥンクトゥンク」に決まった。

 キャラクターはハートの核を持ち、地球上の植物と生きものの生命を内包した精霊という設定。「『トゥンク』は心臓の音を表している。普通はドキドキやバクバクという音が連想されるが、『トゥンク』は恋をした時や何かにときめいた時の音。憧れの地球を旅する精霊たちの気持ちを表現している」(作者の川崎市在住・北原やえさん)という。

 芦田さんは「かわいくて素敵で親しみやすい名前に決まり、開催に向けて気持ちがとても高まっている。世代を超えた多くの人々が地球の未来を考えたり、楽しんだりできる博覧会の魅力をトゥンクトゥンクとともに発信できれば」。

 博覧会協会の十倉雅和会長(経団連会長)は、「千日後、会場では圧倒的な花と緑で皆さまをお迎えする。博覧会のテーマである『幸せを創る明日の風景』を作り出せるよう、引き続き準備を進めていく」、同協会副会長の山中竹春・横浜市長は「横浜は環境を大切にする市民の日々の活動が盛んな町だ。横浜での博覧会をレジリエントでグリーンな世界に変えていく機会にしたい」と述べた。

 博覧会は大阪での「国際花と緑の博覧会」以来、日本で37年ぶりに開催されるAIPH(国際園芸家協会)が承認するA1クラス(最上位)の国際園芸博覧会。米軍から返還された横浜市旭区、瀬谷区にまたがる旧上瀬谷通信施設を会場に、27年3月19日から9月26日までの192日間開催。期間中、1千万人以上の来場を見込んでいる。


キャラクター「トゥンクトゥンク」と芦田さん(右)、名付け親の北原さん(左)

 
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