2016年の国内旅行消費額は約21兆円、10年以降で最高

  • 2017年5月15日

 観光庁がこのほど発表した2016年の日本人の国内旅行消費額(確報値)は、前年比2・7%増の20兆9547億円となった。調査対象が拡充された10年以降で最高を記録した。消費額の内訳は、宿泊旅行が1・4%増の16兆335億円、日帰り旅行が7・1%増の4兆9212億円。宿泊旅行の消費額は10年以降で最高値だった。

 旅行・観光消費動向調査の結果。同調査は16年から調査方法の一部を変更。これまでは調査対象者に過去6カ月の旅行内容を年2回回答してもらっていたが、過去3カ月の旅行内容を年4回回答してもらう方法に改めた。旅行の記憶が鮮明なうちに回答を得たことで統計精度が高まったが、従来に比べて数値が高く表れている可能性もある。

 国内旅行消費額の伸びには、延べ旅行者数の増加が寄与した。宿泊旅行が4・0%増の3億2566万人、日帰り旅行が8・1%増の3億1542万人だった。春、秋の連休の日並びは15年ほど良くなかった上、熊本地震なども影響したが、ともに10年以降では最高値だった。

 一方で、1人1回当たりの旅行単価は、前年の金額を下回った。宿泊旅行が2・5%減の4万9234円、日帰り旅行が1・0%減の1万5602円。宿泊旅行の単価は前年を割り込んだが、10年以降では2番目に高かった。日帰り旅行の単価は10年以降では4番目の水準だった。

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