北海道女将の会(須賀紀子会長=登別温泉滝乃家、会員数29人)は11月15日、仙台駅構内で「北海道集客キャンペーン」を行った。旅館の女将8人が、北海道各地のパンフレットが入った袋千セットを配布。北海道新幹線を利用した北海道観光を呼びかけた。
通行人から「北海道観光のおすすめの場所はどこですか」「新幹線が函館まで延伸したのでぜひ行きたい」などと話しかけられることも多く、須賀会長は「千袋がすぐに無くなった。関心の高さを身近に感じることができた」と話した。
参加した女将は、須賀会長、温泉旅館矢野(松前町)の工藤冴子さん、中殿ホテル(札幌市)の中殿恭子さん、中村屋旅館(札幌市)の八尾師友美さん、和風旅館扇松園(旭川市)の高橋仁美さん、富良野ナチュラクスホテル(富良野市)の畔田幸子さん、石平清美さん、笹井ホテル(十勝川温泉)の笹井幸子さん。
北海道女将の会の8人はその後、秋保温泉に移動。秋保温泉の旅館の女将、伝承千年の宿佐勘の佐藤千賀子さん、岩沼屋の橘真紀子さん、篝火の湯緑水亭の高橋知子さんとの意見交換会を実施。東北と北海道の交流人口の活性化、インバウンド誘客などについて相互に知恵を出し合った。