日本人は8%増
観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)で、2022年12月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は4703万人泊で19年同月比0.2%減となり、ほぼコロナ禍前の水準となった。内訳は、日本人延べ宿泊者数が「全国旅行支援」などの効果で19年同月比8.3%増と3カ月連続のプラス。外国人延べ宿泊者数は19年同月比35.4%減だが、水際対策の大幅緩和で下げ幅が縮小した。
日本人延べ宿泊者数は4110万人泊。19年同月の3795万人泊を上回った。21年同月比は5.8%増。10月に始まった全国旅行支援が12月27日宿泊分まで適用となったほか、感染対策の行動制限がない年末年始となったことで宿泊需要が回復したとみられる。
会員向け記事です。