総務省の労働力調査によると、昨年12月の完全失業率(季節調整値)は2.9%で、前月と同率だった。男性は3.1%で前月比0.1ポイント低下。女性は2.7%で同0.3ポイント上昇した。
昨年8月に3.0%と、2017年5月(3.1%)以来、3年3カ月ぶりに3%台へ上昇。3カ月連続で3%台が続いたが、11月に2.9%へ改善。12月も同率となった。
同月の完全失業者数は前年同月比49万人増の194万人。このうち「勤め先や事業の都合による離職」が20万人増加。「自発的な離職(自己都合)」が9万人増加。「新たに求職」が11万人増加。
同月の就業者数は前年同月比71万人減の6666万人。このうち「宿泊業、飲食サービス業」は同29万人減の385万人。