帝国データバンクによると、今年10月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は6件、負債総額は28億4400万円だった。件数は11カ月連続の1桁台。負債総額は6カ月ぶりに10億円を上回った。
件数は前年同月と同数、前月比では1件増加(20.0%増)した。1月の9件、7月の7件に続き、今年3番目に多い数字だが、低水準にとどまった。
負債総額は前年同月比53.6%増加。前月比も369.3%増と大きく増加した。今年では1月、4月に次いで3番目に多い数字だった。
1月からの累計は、件数が前年同期比11件減(17.2%減)の53件。負債総額が同40.7%減の194億6400万円。