総務省の労働力調査によると、今年1月の完全失業率(季節調整値)は2.9%で、前月比0.1ポイント改善した。2%台は昨年7月以来6カ月ぶり。
新型コロナの感染拡大に伴い雇用状況が悪化。昨年8月に2%台から3%台へ、2017年5月以来3年3カ月ぶりに上昇していた。
同月の完全失業者数は197万人で、前年同月比38万人増加。このうち「勤め先や事業の都合による離職」が18万人増加。「自発的な離職(自己都合)」が3万人増加。「新たに求職」が14万人増加。
同月の「宿泊業、飲食サービス業」の就業者は前年同月比39万人減少の368万人。