観光庁の宿泊旅行統計調査の結果がこのほど発表された。今年1〜3月累計の全国平均の客室稼働率は前年同期比0.5ポイント減の57.4%だった。施設タイプ別では旅館がわずかに上昇したが、リゾートホテル、ビジネスホテル、シティホテルは下降した。
調査対象は、従業員10人以上の旅館、ホテル、簡易宿所で全国1万133軒。今期の回答率は72.6%。
施設タイプ別では旅館が0.9ポイント増の46.5%、リゾートホテルが2.5ポイント減の49.2%、ビジネスホテルが5.3ポイント減の60.8%、シティホテルが1.8ポイント減の66.6%だった。
全国平均を月別にみると、1月は0.5ポイント減の50.6%、2月は2.3ポイント増の59.6%、3月は2.0ポイント増の62.2%だった。
宿泊旅行統計調査では、調査手法の改善により次回分の4〜6月調査からは、従業員10人未満の施設も対象とすることになった。