新潟県がまとめた06年度の新潟空港の利用者は前年度比1.8%増の217万8千人となった。国内・国際線ともに増加し、特に国際線は過去最高の23万8713人を記録した。
国内線は昨年2月に開設された神戸線と伊丹線を合わせ、大阪線が4.6%増の48万9474人と好調だったが、名古屋線は9.4%減の14万7886人となったこともあり、全体では1.3%増の101万9290人に。
国際線については、ソウル線はダイヤ改正で欧州などへの乗り継ぎが良くなり、12.2%増の8万5147人と好調。上海、グアムなども上回ったが、ロシアを結ぶ3線(ハバロフスク、イルクーツク、ウラジオストク)は観光客の伸び悩みなどもあり、いずれも下回った。
国際チャーター便は台湾の81便を中心に計173便が運航され、2.8%増の2万7575人となった。このうち、インバウンドは済州や天津、大連、台北など9地点から73便が運航され、利用者は1万1296人だった。