百十四銀が考案した「金運ツーリズム」のモニターツアー。観音寺市内の巨大砂絵「寛永通宝」などを巡った(2024年11月、百十四銀提供)
コロナ禍で大きな打撃を受けた観光。2023年に感染法上の分類が5類移行したことで少しずつ好転し、最近では全国各地ににぎわいが戻りつつある。香川県も例外ではなく、積極的な観光PRの効果や国際線拡充によるインバウンド(訪日外国人)の増加といった追い風が吹くなか、地域経済の活性化のカギを握る観光振興支援に取り組む百十四銀行と香川銀行の姿を追った。
うどんだけじゃない
うどん県。それだけじゃない香川県――。11年から県が使うキャッチコピーの一つだ。名勝「栗林公園」、〝こんぴらさん〟の愛称で親しまれる「金刀比羅宮(ことひらぐう)」、オリーブ栽培が盛んな「小豆島」、アートで有名な「直島」など、讃岐うどん以外の見どころを伝え、観光客を呼び込んできた。

香川県は、25年の県外観光客数の目標を約1017万人と掲げる。コロナ禍前の19年を上回る水準で、観光プロモーションの強化や滞在型観光の促進、受け入れ環境の充実などに注力。金融機関も「域内消費を増やすために観光振興は重要」と、多面的に支援する。【記事提供:ニッキン】
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