近畿日本ツーリストは10月18日、秋の行楽シーズン・国内人気旅行先ランキングを発表した。
近畿日本ツーリストの秋（9月～11月）の国内旅行販売高は、全国旅行支援がスタートした昨年と比較しても約178％と好調に推移しています。一方で、例年の秋頃は、京都をはじめとする紅葉エリアの人気が高まるものの、今年は猛暑の影響で紅葉が遅れており、販売の動きが鈍い傾向にあります。そこで今回は、今からでもまだ間に合う人気の紅葉ツアーをご紹介します。
また、海外旅行動向は、今年以降徐々に復活傾向にありますが、物価高・円安の影響を引き続き受けており、今年の秋も安・近・短の東アジア圏がTOP３の人気を占めました。
- 秋の行楽シーズン・国内人気旅行先ランキング（近畿日本ツーリスト）
・調査日 ： 2023年10月4日
・調査対象 ： 近畿日本ツーリストにて2023年9月1日発～2023年11月30日着の旅行販売高
■秋の行楽シーズン（9月～11月）の国内旅行動向（近畿日本ツーリスト）
秋の行楽シーズン・国内人気旅行先ランキングでは、夏休みの旅行動向に引き続き、上位を都市圏が占める結果となりました。1位は「東京ディズニーリゾート®」が人気の千葉県、2位はショッピング、観光、レジャー施設など見どころが尽きない東京都、3位は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」への観光客が多い大阪府が続きました。
コロナ5類移行後は、大都市を中心に各地でイベント・祭り・大規模コンサートなども本格復活したことから、人が多く集まる場所や首都圏への旅行の抵抗感が薄れてきたことが、都市圏エリアが上位にランクインした要因と考えられます。また、インバウンドの増加に伴い、都市圏で大規模ホテルの開業が増えてきていることも東京都、大阪府などへの旅行人気の高まりに影響していることがうかがえます。
さらに今年は猛暑の影響により紅葉の見ごろが平年並みか平年より遅いと予想されているため、紅葉狩りの需要が高い京都などのエリアは動きが鈍い傾向にありました。昨年、11月1日に発表した秋冬の国内旅行先ランキング（2022年10月11日～12月20日の集計）では、2位にランクインしていた京都も、今回は7位となっています。
- 今ならまだ間に合うおすすめ紅葉ツアー（クラブツーリズム）
毎年秋冬の時期になると予約者数、売上数ともに1位に輝くのが、京都の紅葉ツアー。前述の通り、紅葉の見ごろが遅れていることもあり今年はまだ残席があるコースも！そこで、クラブツーリズムからは、まだお申込み可能なおすすめの紅葉ツアーをご紹介します。
【おすすめツアー①：混雑する時間を回避！京都・紅葉の“ずらし旅”】
光明寺・東福寺・高山寺・東寺夜間拝観 「そうだ 京都、行こう。」 錦秋の１０名所 ３日間
| 「『そうだ 京都、行こう。』誰しも一度は目にしたことのある、あのテレビCMで話題となった紅葉スポットをツアー化した、当社オリジナル企画です。今年は放映開始から30周年。節目を迎えた京都の魅力をぜひお客様にお愉しみいただきたいと考え、定番とは違う「ずらし旅」をテーマに企画しました。この時期の京都の紅葉を観光客が少ない時間帯にゆったりとした気分で観賞いただけるよう、東寺の期間限定「夜間拝観」や、高雄・高山寺の「早朝優先拝観」を行程にラインナップ。CMの舞台になった全10カ所の紅葉スポットを一挙にめぐる、旅行会社にしかできないおすすめのツアーです」（クラブツーリズム関西担当） |
＜ツアーのポイント ※一部＞
・『東寺』の期間限定「夜間拝観」は必見！五重塔の周辺が紅葉の紅に染まり、瓢箪池に映りこむ姿は圧巻です。
・鳥獣戯画で著名な世界遺産の高雄『高山寺』。一般のお客様がいない早朝に優先拝観！
・2023年度「そうだ 京都、行こう。」の舞台、『南禅寺』から始まり、世界遺産『天龍寺』や紅葉が美しい
渡月橋、知る人ぞ知る紅葉名所『善峯寺』、紅葉の名所として名高い『光明寺』の「もみじ参道」など
全10カ所を巡ります。
＜出発地＞関東／東京・神奈川
＜旅行代金＞65,900 円 ～ 82,900 円
＜ツアー詳細＞https://bit.ly/3QjheZq
＜コース番号＞28779-988
＜参考動画＞https://www.youtube.com/watch?v=mPZ6ihkUG5M
（テレビ東京「ハーフタイムツアーズ」より）
【おすすめツアー②：紅葉エリアの穴場！九州の絶景スポット】
秋バラと紅葉の見頃時期限定企画！ハウステンボス光の王国と九州紅葉絶景 ３日間
| 「当ツアーは、この時期にしか見られない紅葉と秋バラの絶景スポットをめぐる貴重なツアーです！九州の人気紅葉スポット「御船山楽園」や「祐徳稲荷神社」をはじめ、１０００品種のバラが咲き誇るハウステンボスの「秋バラ」と夜の美しいイルミネーション「光の王国」を一度にお楽しみいただけます。佐賀を代表する名園「御船山楽園」の約15万坪に広がる秋景色は圧巻です。また紅葉する植物が120種類以上あると言われる雲仙の「仁多峠」では、ロープウェイで紅葉の中を空中散歩！混雑の少ない朝一番にご案内いたします。紅葉はもちろん、ハウステンボスの絶景とアトラクションを楽しめる本ツアーはご夫婦からファミリーまであらゆるお客様におすすめです。」（クラブツーリズム九州担当） |
＜ツアーのポイント ※一部＞
・「御船山楽園」は御船山を借景にして造園された大庭園。約１５万坪の庭園に広がる秋模様の中を自由散策。
（※11月16・17日出発は「九年庵」秋の一般公開へご案内いたします）
・日本三大稲荷のひとつ「祐徳稲荷神社」では、黄色く染まる大イチョウと朱色の社殿のコントラストが必見。
「仁多峠」では雲仙ロープウェイに乗車。空から紅葉狩りを！
・ハウステンボスはアトラクションにも乗れる1.5DAYパスポート付き。「秋バラ」やアトラクションに
「光の王国」まで、昼も夜もハウステンボスをたっぷり満喫。
＜出発地＞関東／東京23区
＜旅行代金＞69,900 円 ～ 94,900 円
＜ツアー詳細＞https://bit.ly/46Rljtg
＜コース番号＞32426-988
※上記紹介コースは販売状況により、すでに満席または販売終了となっている場合もございます。
また、一部都道府県では、昨年からの「全国旅行支援」をおこなっているところもあり、お得に旅行ができるエリアもあります。
クラブツーリズムで販売している全国旅行支援の適用コースはこちらをご覧ください。
https://www.club-t.com/sp/special/common/ryokoshien/1/#brotherTab
- 秋の行楽シーズン・海外人気旅行先ランキング（近畿日本ツーリスト）
・調査日 ： 2023年10月4日
・調査対象 ： 近畿日本ツーリスト2023年9 月1日発～2023年11月30日着の海外旅行予約人数
■秋の行楽シーズン（9月～11月）の海外旅行動向（近畿日本ツーリスト）
今年以降、徐々に回復傾向にある海外旅行ですが、物価高・円安の影響を受け、人気旅行先は引き続き安・近・短のアジア圏に集中しています。1位は「台北」。ゴールデンウィークの海外人気旅行先ランキング（2023年4月28日発～2023年5月8日着の海外旅行予約人数）ではランク外であった「台北」が急浮上しています。台北線は多くの路線で本格再開したことをはじめ、安くて近いだけでなく、親日国である安心感から久しぶりの海外として行きやすいため、幅広い世代から人気となっています。そして2位が「香港」。「香港」もゴールデンウィークのランキングでは8位でしたが、2位に大きくランクアップ。11月に注目の観光スポットがオープン予定となっており、これまで政情不安で旅行者が減っていた香港の人気が復活し始めています。そして第3位が「ソウル」。コロナ禍以降の韓国ブームが牽引し、20・30代の若年層からの予約も多く見られました。
国内旅行においては、コロナ禍前の状態にほぼ回復しましたが、海外旅行の完全復活は、円安・インフレが大きく影響しており、2024年以降になると見られています。
最新情報は各社HPをご覧の上、お早目のお問い合わせ、ご予約をおすすめいたします。
近畿日本ツーリスト： https://www.knt.co.jp/
クラブツーリズム： https://www.club-t.com/
