
国土交通省によれば、6月1日、東京バスが沖縄本島で「日本版ライドシェア」のトライアル運行を開始する。日本版ライドシェアは同省が地域交通の担い手と移動の足不足の解消をはかり、2024年3月にタクシー事業者の管理のもとで自家用車・一般ドライバーを活用した運送サービスの提供を可能とする自家用車活用事業として創設。これまで交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会で参画の在り方について検討を進めてきた。
トライアル運行はクルーズ寄港をはじめとしたインバウンド需要の増加を受けたもの。貸切バスの閑散期にバスドライバーやガイドなどを日本版ライドシェアのドライバーとして活用する。利用方法はアプリを活用し、運賃は事前確定運賃とした。
運行エリアは沖縄本島で、運行時間は13時から18時台まで。金・土曜日には16時から翌5時台までで、クルーズ船が寄港する日には、入港から出港までの時間帯に合わせて運行する。