
結果の発表を待つ参加者たち。中央は中内審査委員長
来年のフランス・リヨン大会出場へ
来年、フランス・リヨンで開催される第47回技能五輪国際大会の「ホテルレセプション職種」に出場する日本代表選手を決める選考会が10月31日、東京・丸の内のパレスホテル東京で開かれた。優勝したのは帝国ホテル東京の山本千遥さんで、同大会に日本代表として参加する。
同大会は職業訓練の振興と青年技能者の国際交流、親善を図ることを目的として、2年に1度、世界約56カ国から61職種の代表約千人が集まり、各職種の技術やサービスを競うもの。2019年のロシア・カザン大会からホテルレセプション職種が追加され、前回の中国・上海大会から日本代表を送ることとなった。中央職業能力開発協会の委託を受けた日本ホテル協会が主催者となり、選考会を実施。応募資格は日本国籍を有し、来年12月31日時点で22歳以下であること。
冒頭あいさつで審査委員長の中内仁・ホテル協会研修委員長(神戸ポートピアホテル社長)は「コロナ禍がようやく明け、日本に来るインバウンドのお客さまもかなり回復している。このような時期の技能五輪の国際大会への参加は大変有意義なこと。今日は練習の成果を存分に発揮してほしい」とエールを送った。
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