寄付金つき「公式船印帳~帆船・日本丸~」発売


 御船印めぐりプロジェクト事務局は、寄付金つき「公式船印帳~帆船・日本丸~」を発売する。

御船印めぐりプロジェクト事務局(運営:有限会社ディスクマイスター、本社:東京都中央区)は、国の船員教育機関への支援金が商品価格に含まれた「寄付金つき公式船印帳」を2021年10月下旬より順次発売します。
現在、御船印めぐりプロジェクトには全国60の船会社が参加しており、各社が船の御朱印である「御船印」を発行しています。御船印は、厳しい経営のつづく船会社の収益改善や旅客船・観光船業界の利用促進に役立てられています。
このたび同事務局は、さらに日本の海運業界を支援する施策の一つとして、「船員教育」を行う独立行政法人 海技教育機構(本部:神奈川県横浜市、理事長:田島哲明、以下「JMETS」)と共同で、利用者が商品の購入を通じて船員教育を応援できる寄付金つきの公式船印帳「帆船・日本丸」を制作しました。寄付金はJMETSを通じて船員の教育活動に役立てられます。

公式船印帳~帆船・日本丸~公式船印帳~帆船・日本丸~

 

全ての帆を広げる総帆展帆(そうはんてんぱん)で海を進む「帆船・日本丸」全ての帆を広げる総帆展帆(そうはんてんぱん)で海を進む「帆船・日本丸」

 

これから日本丸での実習訓練に臨む実習生これから日本丸での実習訓練に臨む実習生

 

四方を海に囲まれ、豊かな河川や湖にも恵まれた日本において、安定的な社会運用を支える海運は非常に重要な役割を果たしています。そのため継続的な船員教育は重要な柱の一つとなります。また、船舶の技術革新や国際的な安全基準・環境保全に対する船舶技術と知識の高度化で、船員教育が果たす役割は年々高まっています。
御船印めぐりプロジェクト事務局(https://gosen-in.jp)は、利用者が集印を楽しみながら船員教育の応援ができる企画として、「公式船印帳〜帆船・日本丸〜」をJMETSと共同で制作。デザインは、JMETSが保有する練習船のなかでも抜群の人気を誇る「帆船・日本丸」をモチーフにしています。

青雲丸での乗船式の様子。これから船上での生活が始まります。青雲丸での乗船式の様子。これから船上での生活が始まります。

練習船での実習風景。朝6時半の起床後、甲板上で実習生が体操をしている。練習船での実習風景。朝6時半の起床後、甲板上で実習生が体操をしている。

<JMETSについて>
JMETSは船員教育を行う国の機関。全国に海技大学校を含む8つの船員教育施設を持ち、帆船を含む大型練習船5隻を運航する日本最大級の船員教育機関です。練習船のうち、特に帆船「日本丸」(2代目)は、設計と製作を国内で行った初の大型帆船として知られており、その優美な姿と確かな性能から今も多くのファンに愛されております。
日本丸を含む大型練習船において、海運業界のニーズを踏まえながら、国際条約や国内法に基づく航海訓練を一元的に実施し、実践的な技能の習得に努めています。

練習船での実習風景。木の甲板を実習生がヤシの実で磨いている。練習船での実習風景。木の甲板を実習生がヤシの実で磨いている。

 

<内航船員の現状について>
内航船員は、50歳以上の割合が45.3%と全体の約半数を占める状況にありますが、若年船員確保のための取組が進められ、30歳未満の船員数が、2015年に4,485人(全体の16.3%)であったものが、2020年には5,652人(全体の19.8%)となり、近年は若年層が徐々に増加しています(出典:海事レポート2021)。
JMETSが運営する海上技術学校及び海上技術短期大学校は、新人内航船員を養成する国内唯一の専門教育機関であり、2019年時点で、海運業界への就職率をそれぞれ96.2%及び99.5%と高水準で維持し、一定数の船員を安定して輩出するなど、我が国の船員確保に大きく寄与しています。今後も関係機関等との連携のもと、引き続き優秀な船員の確保・育成に努めることが期待されています。

海王丸からの総員退船訓練を行う実習生。海王丸からの総員退船訓練を行う実習生。

 

<JMETSからのコメント>
四方を海に囲まれた我が国は、生活や産業に必要な物資やエネルギー資源の多くを海上輸送に頼っています。このため、海上輸送の担い手である「船」を動かす日本人船員の育成はとても重要な取組です。
今回、御船印めぐりプロジェクト事務局よりその重要性についてご賛同いただき、支援の拡充として公式船印帳「帆船・日本丸」の販売が実現しました。
多くの皆さまに「御船印」を通じて、海・船への親しみをさらに深めていただくと共に、JMETSに対してのご理解・ご支援をいただくことにより、船員教育をより充実させ、日本を支える優秀な船員の育成に努めてまいりたいと考えております。
公式船印帳「帆船・日本丸」は、JMETSでも各練習船寄港地などにて販売を予定しています。詳細は当機構HP(https://www.jmets.ac.jp)等にてお知らせいたします。
是非手に取っていただき、船旅をお楽しみいただければ幸いです。

 

「公式船印帳~帆船・日本丸~」と御船印のサンプル「公式船印帳~帆船・日本丸~」と御船印のサンプル

<商品概要>
ホワイトを基調としたカラーリングにコバルトブルーで「帆船・日本丸」を描いています。帆一杯に風を受けて進む日本丸の雄姿は、そこから羽ばたいていく船員たちを表現しています。

品名:「日本丸の壱」(別名「帆船・日本丸」)
販売開始時期:2021年10月下旬
希望小売価格:2,200円(税込)
サイズ:横12cm×縦18cm×厚さ1.5cm
仕様:蛇腹式(最大46枚の御船印を貼付け可能)、ビニールカバー付き

<御船印めぐりプロジェクトとは>
御船印は、神社仏閣めぐりで集められる御朱印の船バーションです。プロジェクトに参加する各船会社が印を発行し、港や船内などで販売しています。現在、全国60社が参加している(2021年10月時点)。
プロジェクトは一般社団法人 日本旅客船協会の公認事業で、運営は御船印めぐりプロジェクト事務局。

 
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