総務省はこのほど、サービス産業動向調査の7月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比6.6%増の4740億7200万円と、7カ月連続で増加した。サービス産業全体は同1.8%増の31兆7850億7900万円と、33カ月連続で増加した。
ほかの業種を見ると、飲食店が4.3%減の1兆6776億9400万円。娯楽業(公園・遊園地、興行場・興行団、映画館など)が5.1%減の2兆4555億9千万円。道路旅客運送業が1.1%増の2778億1900万円。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」「不動産業、物品賃貸業」の3産業が減少。「運輸業、郵便業」「情報通信業」など6産業が増加した。「宿泊、飲食」は1.6%減の2兆3891億1700万円。
宿泊業の従事者 前年比2%増加
同月のサービス産業の事業従事者数は、宿泊業が前年同月比2.2%増の72万2600人と、4カ月連続で増加した。サービス産業全体は同0.4%増の3028万9300人。
ほかの業種を見ると、飲食店が1.6%減の428万4千人。娯楽業が2.4%減の94万2700人。道路旅客運送業が0.6%減の52万900人。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」「生活関連サービス業、娯楽業」「運輸業、郵便業」の3産業が減少した。このうち「宿泊、飲食」は1.2%減の551万2200人。