
総務省がこのほど公表した今年9月のサービス産業動向調査で、宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高(速報値)は前年同月比27.2%増の5773億4500万円。2021年12月から22カ月連続で前年同月を上回った。コロナ禍前の19年同月比も8.8%増と増加している。
サービス産業全体は同5.4%増の34兆4836億6100万円と、23カ月連続で増加。19年同月比は0.8%減少。
宿泊業の19年同月比は、今年1月から0.6%増、1.7%増、16.2%増、7.0%増、15.6%増、13.0%増、11.5%増、2.0%増、8.8%増と、全ての月で増加している。
ほかの業種を見ると、飲食店が前年同月比14.4%増(19年同月比16.4%減)の1兆6538億7千万円。娯楽業(映画館、公園・遊園地、遊戯場など)が同9.2%増(同4.3%減)の2兆5796億1300万円。道路旅客運送業が同11.2%増(同14.8%減)の2619億9600万円。