大谷洞窟地底美術館特別企画展(デジタル掛軸 in 大谷資料館)を10月25日に実施


 大谷洞窟地底美術館特別企画展(デジタル掛軸 in 大谷資料館)が10月25日に実施される。

 2017年10月25日、宇都宮市大谷資料館と世界に認められたデジタルアート「デジタル掛軸(D-K)」のコラボレーションがスタートいたします。広大な地下空間が100万枚ものデジタルアートに彩られます。

 

深さ30m、広さ2万平方メートルにも及ぶ大谷石採掘場跡として、現在はその歴史や文化を学びながら実際に周遊することができる大谷資料館。この度は、この大谷資料館特設スペースにて、世界的に認められたデジタルアート「デジタル掛軸(D-K)」イベントが実施されることとなりました。

【デジタル掛軸(D-K)とは】
 デジタルアーティスト長谷川章が創作した、100万枚に及ぶデジタル画像が、地球が回転するそのスピードでゆっくりと移ろうデジタルアート。

Silent Music 音のない音楽
Symphony of Vision 視覚で感じる交響曲
東洋哲学の世界観と移りゆく森羅万象の世界を最新のデジタルアートで表現します。

【D-Kアーティスト長谷川章】

 中国中央電視台(CCTV)ステーションロゴの作成を始め、これまでTVCF等数千本の制作を経て、1995年日本人の持つ無常の精神からD-K(デジタル掛軸)を発明。その後、D-Kアーティストとして、パルテノン神殿に始まり、アメリカ・ブルガリア・中国等国内外でインスタレーションを重ね、zero one san jose festivalでは、アメリカパブリックアート1907ベストアーチストに選出。2013年にはノーベル賞NightCap晩餐会においてサプライズアートとして実施。此れまで世界遺産等国内外300箇所でのD-Kインスタレーションを実施しております。

 この度、地下巨大空間として注目を集める大谷資料館の一部スペースを唯一無二の芸術、D-Kで彩ることとなりました。「大谷洞窟地底美術館 Ambient Senses」と題し、約半年間に及ぶアートイベントを実施いたします。

【大谷資料館・大谷地区について】
 大谷石の採石場として20世紀、隆盛を極めた宇都宮市大谷地区。昭和40年代の最盛期には120もの採石場がフル稼働し、年間出荷量約89万トンにまで成長しました。それ以降は減少の一途を辿り、現在では数件の採石場が稼働するのみとなりました。

 しかしながら、昨今、この大谷石採石場跡に新たな価値を付加し、観光、農業、物流など様々な可能性を示しております。採石場跡に常時一定量滞留する水は、年間を通して平均温度が10度前後であり、その冷熱エネルギーを活かした夏でも栽培できる夏いちごの開発や、貯蔵庫としての可能性等も期待されております。

 “観光”の指標となっている大谷資料館には、現在年間数十万人の観光客が訪れており、宇都宮の重要な観光拠点となっております。

【イベント趣旨・目的】
 大谷の歴史と文化、先人たちの思いが詰まったこの場所を、唯一無二の芸術、D-Kで彩ることとなりました。かつて大谷石の採掘で隆盛を極めた大谷地区ですが、最盛期の10分の1程度まで規模は縮小し、現在は“産業遺産”として採石場跡が点在しております。この度は、この産業遺産に、D-Kという唯一無二の芸術による新たな付加価値を与え、再び多くの人が行き来する観光拠点として甦らせます。
「大谷洞窟地底美術館 Ambient Senses」と題し、約半年間に及ぶ壮大なアートイベントは、初めて“日中も見ることができる”デジタル掛軸展として大谷地区の新たな観光需要の創出が期待できます。
産業遺産に「アート」という新たな付加価値を与える本イベントは、全く新しい形の地方創生ロールモデルとして大谷地区の再興に寄与いたします。

【INFORMATION】
●日程:2017年10月25日~2018年4月10日
●営業時間:9:00~17:00 (最終入館 16:30)
※12月~3月:9:30〜16:30 (最終入館16:00まで)
※休館日 4月~11月無休 12月~3月毎週火曜日休館(火曜日が祭日の場合翌日休館)
年末・年始 12月26日~1月1日休館
※2018年3月22日~25日は大谷資料館内別イベント開催のため、デジタル掛軸展は休業させていただきます。
●場所:大谷資料館内、特設スペース 宇都宮市大谷町909
●入場料:大人500円、子ども(小中学生)300円 ※未就学のお子様は無料となります。
※D-Kライブとは別途、大谷資料館の入場料(大人800円、子ども400円)がかかります。

 
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