地域の空き家を再生利用する街ごとホテル「SEKAI HOTEL(セカイホテル)」、東大阪の商店街に8月開業


 住宅リノベーションのクジラは、地域の空き家を再生利用する街ごとホテル「SEKAI HOTEL(セカイホテル)」を東大阪の商店街で8月に開業する。

住宅リノベーションを手がけるクジラ株式会社(大阪市北区、代表:矢野浩一)は、地域にある空き家を宿泊施設として再生利用し街ごとホテル化することで、空き家問題を解決し地域活性化を目指す「SEKAI HOTEL(セカイホテル)」事業を、大阪府東大阪市の布施エリアに展開します。オープンは2018年夏を予定。布施駅前の商店街を拠点に、街ごとホテル化します。

 

▼東大阪市 布施エリア|ラグビーワールドカップの開催。観光地としてのポテンシャルも。
布施駅前には戦前から続く商店街があり、現在17の商店会によって形成されています。しかしながら、人口減少と後継者不足、また、大型店舗の増加などの影響を受け、店舗数・利用者数ともに減少しているのが現状です。一方、交通の便としては、大阪の中心街である なんばまで10分、奈良、京都への鉄道、バスの直行便があるなど交通の利便性が高いのが特徴です。加えて、2019年にはラグビーワールドカップが東大阪で開催されるなど、観光のポテンシャルに富む地域です。
外国人観光客が求めている日本人のOrdinary(日常)。SEKAI HOTEL布施では、商店街、商店街の周りにある人々の暮らしそのものをコンテンツとして発信することで、外国人観光客が日本人のOrdinary(日常)を体感できる場を創り出します。

▼ものづくりの街の商店街に展開する宿泊コンセプトは「工場に泊まる」
SEKAI HOTEL布施では、布施駅前の商店街の複数の物件を宿泊施設として再生利用します。日本を代表する”ものづくりの街”、”町工場の街”として知られる同エリアにちなみ、宿泊施設のコンセプトは「工場に泊まる」とし、トタン板などを内装として活用。

また、同エリアの国内外からの認知度を高め、地域に還元することや、地域住民と国内外からの旅行客が自然と交流できるような仕組みの構築にも努めます。

▼SEKAI HOTEL(セカイホテル)の掲げる”クラウドホテル”構想
SEKAI HOTELでは、一般にホテル事業が持つ「フロント」や「宿泊設備」、「物販」、「アクティビティ」などの機能を1つの大規模な建物の中に収めるのではなく、点在する空き家を再生利用(=宿泊設備のクラウド化)しながら、街全体を大きなホテルと見立てて開発する考え方を”クラウドホテル”と定義しています。

▼「SEKAI HOTEL西九条」実績
・最大収容人数68名(工事中含む)
・累計宿泊者数 4000名超
・空き家の解決件数10件
・地域雇用2名

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒