京阪の定期観光バス、命名「おこしバス」


おこしバスのラッピング車両

 京阪バス(京都市、三浦達也社長)は、京都の観光名所を巡る定期観光バスの愛称を「おこしバス」と命名した。22日には京都駅烏丸口定期観光バスのりばで記念イベントを実施、京都の旅館女将らがバスを見送った。

 愛称には「京都にお越しいただき、ありがとうございます」という意味を込めた。また、京都タワーや鳥居、バスデザインを配置し、水引のあしらいで「おもてなし」の心を表現したロゴマークも作った。

 松竹淳二・経営企画室部長兼ICT推進部長は「親しみやすく分かりやすい愛称に変えた。50~60歳台のお客さまが7割ほどを占めており、もっと若い方々にも利用してもらおうと、料金が安く、タイムパフォーマンスを意識したツアーコースも新設した」という。

 例えば、洛中唯一の老舗酒造・佐々木酒造や京つけものの赤尾屋、京生まれのバームクーヘン・京ばあむを扱うお菓子の館「atelier京ばあむ」などを巡るツアーは1人5千円(小児3170円)で、所要時間は約3時間半となっている。

 記念イベントでは、バスの披露や旅館女将の集まり「みやこ女将の会」の祝辞、プレゼント進呈のほか、京都タワーマスコットキャラの「たわわちゃん」と女将が乗客を見送った。


おこしバスのラッピング車両

 
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