主要旅行業43社、1月の総取扱額は19年比3割減、23年比では3割増


 観光庁がこのほど発表した主要旅行業者43社・グループの2024年1月の旅行取扱状況(速報)で、総取扱額は2019年同月比30.6%減・2023年同月比29.4%増の2236億6875万円となった。このうち国内旅行は19年比21.1%減、23年比11.0%増の1406億3593万円、海外旅行は19年比45.0%減、23年比86.1%増の725億3222万円。訪日旅行は19年比15.2%減、23年比46.1%増の105億60万円となった。なお、観光庁では今月分から前年比の公開を開始している。

 総取扱額で19年を上回ったのはWILLER4社計(34.8%増・17億4362万円)とエスティーエートラベル(129.6%増・202,28万円)の2社。一方で23年を上回ったのは35社で、なかでも阪急交通社2社計(110.6%増の174億6139万円)と名鉄観光バス(162.8%増の2億9074万円)は2倍以上の伸びを示した。

 国内旅行で19年の取扱額を上回ったのはJTB7社計、IACEトラベル、WILLER4社計、イオンコンパスの4社で、WILLER4社計が27.3%増・15億5745万円と最も伸長した。一方で23年を上回ったのは20社で、なかでも郵船トラベル(110.8%増の6185万円)と名鉄観光バス(146.5%増の2億7143万円)は2倍以上となった。

ペイウォール会員向け記事です。

 
新聞ご購読のお申し込み

注目のコンテンツ

第37回「にっぽんの温泉100選」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位道後

2023年度「5つ星の宿」発表!(2023年12月18日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」「5つ星の宿プラチナ」は?

第37回にっぽんの温泉100選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

2023 年度人気温泉旅館ホテル250選「投票理由別ランキング ベスト100」(2024年1月22日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒