ロゴスランド、城陽市の店舗決済型ふるさと納税導入


 アウトドアブランドのロゴスコーポレーション(大阪市住之江区)はこのほど、同社が運営する総合アウトドアレジャー施設「ロゴスランド」(京都府城陽市)で、店舗決済型のふるさと納税「ふるさとズ」を今月1日から導入したと発表した。現地決済時にふるさと納税を選択すると、園内で使用できる体験チケットを返礼品として受け取ることができる仕組みで、施設の利用促進や市内の交流人口増加を図る。

 ロゴスランドは、同社と城陽市がコラボして鴻ノ巣山運動公園内にあった宿泊施設をリノベーションした施設で、2018年6月にリニューアルオープン=ロゴ。「外で、食べて、遊んで、泊まる。」をコンセプトに、天候に関係なくテント泊体験が楽しめるホテルや、最大200人が収容できる「ロゴスBBQスタジアム」などを展開し、同社のアウトドア用品を使ったさまざまな楽しみ方を提供している。

 今回同社が導入する「ふるさとズ」は、訪れた土地で直接寄付を行い、その場で返礼品を受け取れる店舗決済型のふるさと納税サービス。寄付者は訪れた土地の店舗や施設で、物理的な返礼品のみならず、現地ならではの体験やサービスといった形のない返礼品も楽しむことができる。その地域の魅力を直に体感してもらうことで交流人口の増加が期待できることから、主に大都市近郊や地方観光地などの自治体で導入が進んでおり、城陽市は近畿圏内の市で同制度を導入した初の自治体となった。

 「ふるさとズ」導入により、園内での決済方法にふるさと納税を選択することが可能になった。返礼品は、園内で使用できる各種体験チケットを決済時にその場で受け取れる仕組みで、寄付金額5千円、1万円、1万5千円、金額自由入力―と、金額別に4種類を用意。チケットは園内の各宿泊施設、バーベキュー施設、アウトドアショップやカフェなどの店舗で利用できる。

 「城陽市へ寄付いただいた寄付金は、主に『ロゴスランド』がより魅力のある利用しやすい施設となるよう、さらなる発展・サービス向上に活用していく。ぜひご家族やご友人とお楽しみいただきたい」(同社)。

 
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