RISTASIX（リスタシックス）
東武鉄道（東京都墨田区）と東武ホテルマネジメント（同）は、「ＧＩＮＺＡ ＣＯＮＴＲＡＳＴ」のコンセプトのもと改装工事を進めているグループホテルのコートヤード・マリオット銀座東武ホテル（同中央区）について、レストランなどの料飲施設を11月1日、客室を12月1日に新装開業すると発表した。フルサービス型ホテルとしての魅力を維持しながら、ビジネス、インバウンド需要のさらなる取り込みを図る。
総客室は改装前より10室減室の196室で、キング114室、ツイン45室、ラージャーキング14室、プレミアム16室、その他7室からなる。室内の空調設備やユニットバスを更新し、開放的なデザインとすることで、快適性と居住性を向上させたほか、キングサイズベッドや、ファミリー、グループ向けの客室を増やし、多様化する国内インバウンドの顧客ニーズに応える客室構成としている。
1階にはオールデイダイニング「ＲＩＳＴＡＳＩＸ（リスタシックス）」を新設する。「ＴＯＫＹＯ ｒｅｔｒｅａｔ ＲＥＳＴＡＵＲＡＮＴ」をコンセプトとし、ベーシックなホテルスタイルの洋食のほか、アジア各国の多彩な食材、調理法も採り入れた料理を提供する。地下1階のバー「光琳」では、1987年開業当時のオーセンティックな設えはそのままにデザインを見直し、国産洋酒を中心に日本人の作り手のこだわりが詰まったコンテンツを集積させ、新しい時代のホテルバーに仕上げた。
客室、レストランの新装に合わせ、日本のクオリティを発信する飲食店等のショップエリア、宿泊客やビジネスワーカーが利用できるサテライトオフィス等も新設。「銀座の街を行き交う方々に向けた機能も拡充し、街に開かれ、にぎわいあふれるホテルに生まれ変わる」と同館。
客室の予約受け付けは10月2日午前10時から開始する。専門店は12月以降に開業予定。2階と3階の宴会場は今月4日から使用している。
RISTASIX（リスタシックス）
新装した客室
