アパグループ、埼玉秩父駅前にフランチャイズホテル開業へ


 アパホテル株式会社は8月20日、株式会社エイ・アンド・エイチとフランチャイズ契約を締結し、埼玉県秩父市の第一ホテル秩父を「アパホテル〈埼玉秩父駅前〉(仮称)」として2025年10月にオープンすると発表した。全63室の規模。これにより、同社のアパホテルネットワークは1,000ホテル138,858室体制となる。

3棟目のフランチャイズ契約

 株式会社エイ・アンド・エイチは2015年11月にアパホテルズ&リゾーツフランチャイズに加盟。すでに「アパホテル〈さいたま新都心駅北〉」(埼玉県さいたま市・112室)とその「ANNEX館」(111室)、「アパホテル〈埼玉東松山駅前〉」(埼玉県東松山市・128室)を運営している。今回の契約は3棟目となる。

自然豊かな観光地に立地

 秩父市は埼玉県西部に位置し、県下最大面積を持つ自然豊かな観光地。都心部(池袋)から電車で約80分とアクセスも良好だ。同ホテルは秩父鉄道「秩父駅」から徒歩1分、西武鉄道「西武秩父」駅から徒歩15分、関越自動車道「花園IC」から車で30分の好立地にある。アパホテルが得意とするインターネット販売によるビジネス、レジャー客の集客を図る方針だ。

最新設備を導入

 開業に向けて全客室に50型液晶テレビ、枕元集中コントローラーを設置。テレビ画面上に館内案内を表示する「アパデジタルインフォメーション」、BBCワールドニュースの無料放映、VOD(ビデオ・オン・デマンド)、全館Wi-Fi無料接続などを導入し、顧客満足度向上を目指す。

 また、最新のIT技術として「アプリチェックイン」機能を導入。事前にオンライン決済と部屋選択を完了することで、当日のチェックイン手続きを大幅に簡素化する「1秒チェックイン機」を設置する。

2027年までに15万室展開目指す

アパホテルネットワークは現在、建設・設計中、海外、アパ直参画ホテルを含め全国最大の1,000ホテル138,858室を展開している。同社は2022年4月から新たな5ヶ年計画「AIM5 〜APA Innovative Movement」を推進中。アフターコロナにおけるニーズの変化やDX化の波を捉えながら、2027年3月末までにアパホテルネットワークとして15万室展開を目指している。

【施設概要】

施設名:アパホテル〈埼玉秩父駅前〉(仮称)(現:第一ホテル秩父)

住所:埼玉県秩父市宮側町5-1

交通:秩父鉄道「秩父」駅から徒歩1分、西武鉄道秩父線「西武秩父」駅から約15分

構造・規模:鉄筋コンクリート造陸屋根8階建

客室数:全63室

 
 
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