【特集】地域の食文化や景観魅力で外国人を誘客 農水省「セイバージャパン」


2016年に創設 全国42地域認定、コロナ禍経て再始動

 地域特有の食文化や景観の魅力でインバウンドの誘客を目指す、農林水産省の「セイバージャパン(農泊 食文化海外発信地域)」事業。新型コロナ禍の影響で停滞を余儀なくされたが、収束に伴い海外との行き来が活発化、再び事業が動きだしそうだ。

 セイバーは英語で「味わう、楽しむ」の意味。同省は「日本食、食文化の“本場”である農山漁村に呼び込み、インバウンドの増加と農林水産物、食品の増大につなげるといった好循環を構築していくことが重要」として、特に、農泊(農山漁村滞在型旅行)を推進している地域を重点に事業を展開。

 制度は2016年度に創設。「おいしい日本食が食べられるのはもちろん、地域の食文化にも触れることができる旅先」と位置付け、16年度には十勝地域(北海道)、一関市・平泉町(岩手県)、鶴岡市(山形県)、下呂市馬瀬地域(岐阜県)、にし阿波地域(徳島県)の5地域が初認定された。

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