【中学校教育旅行特集】大和飛鳥の民家ステイ(奈良県・飛鳥地域)


ホストファミリーと史跡、石舞台古墳を巡る

生きる力を育むー

 

 私たちの活動の舞台である飛鳥地域は、奈良県の東南に位置し、飛鳥時代の史跡と歴史、農村風景が多く残る地域です。かつて政治や経済の中心地であったこの飛鳥から、初めて「日本」という国号が使われ、聖徳太子や天武天皇など歴史上の人物が日本のかたちを創った、まさに「日本のはじまりの地」であります。飛鳥は全域にわたって数多く存在する歴史的文化遺産とこれらの周囲の自然的環境が一体となって形成されていることが大きな特徴です。

 民家ステイのエリアは、この飛鳥時代の歴史を色濃く残す「飛鳥エリア」「宇陀エリア」と、吉野の入り口で商業などで栄え、吉野地方の中心的な存在として政治、経済、文化の上でも重要な役割を果たしてきた「下市エリア」の3エリアから構成されています。受け入れ家庭も3エリア合わせて約180軒を超え、合同受け入れ可能人数は約400人となっております。

 「ほんもの」の歴史に触れられるこの地で、「歴史文化」「自然体験」「交流と食」について、総合的に学んでみませんか。

 ◆大和飛鳥の民家ステイで大切にしていること

 (1)「ほんもの」の歴史

 「私は飛鳥の歴史を伝えたい」とある受け入れ家庭は話します。歴史の舞台となった場所に自らが立ち、史跡を間近に見て、その地に暮らす人々の話を聞いてみてください。歴史上の出来事を肌で感じることで、日本人のルーツを学べます。

 (2)食&共同調理

 「食べること」は生きること。「食」がおろそかになっている今こそ、食材や調理方法について学び、日本の食文化を継承できる人材を育成していくことが地域の願いです。「食事づくり」は、食生産現場を理解し、採りたてならではの本物を味わう機会となるだけでなく、食わず嫌いだった自分に気づくチャンスになるかもしれません。

 (3)交流&コミュニケーション

 初めて出会うホストファミリーと、「家族」として過ごす貴重な時間。緊張したり気を使ったり、ありのまま「家族」として触れ合っていく中で交流を深め、試行錯誤しながら人間関係が築かれていきます。家族のありがたさが改めて感じられるきっかけになることもあるでしょう。

 ◆ホストファミリーと生徒がともに創り出す「おまかせ家業体験」

 その日の天候、その日の生徒の様子をホストファミリーがよく観察し、ぴったりの体験プログラムをしつらえます。みんなで一緒にその日の仕事をし、ご飯を食べ、時間を共に過ごす。何げないことを大切にしている「大和飛鳥民家ステイ」です。

 ◆安心・安全

 多くのホストファミリーは本部(先生の宿泊施設)から車で30分圏内に分布、提携病院の立地を含めエリアがコンパクトで、緊急時は速やかな対応が可能です。アレルギーや配慮すべき点について事前把握を徹底し、滞在中のトラブルを未然に防ぐよう努めています。年6回の民家ステイセミナーに加え、ホストファミリー対象のガイドセミナー、スキルアップ研修を実施し、民家ステイの質の向上、理念の確認やホストファミリーとの意識の統一を図っています。

 ◆大都市からのアクセスが良好

 関西国際空港や新大阪駅からは車で1時間半、京都駅からは電車で1時間圏内。近畿の各名所のアクセスにも便利な立地です。京都の班別行動と組み合わせるも良し、USJで遊ぶも良し。東大阪の町工場見学との組み合わせもお勧めです。

一般社団法人 大和飛鳥ニューツーリズム
〒634‐0112 奈良県高市郡明日香村島庄5番地
(明日香村商工会館内)
TEL 0744‐54‐1525 FAX 0744‐54‐1526
E‐mail:info@asukacom.jp


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