阪急交通社が発表した「東京在住者が行ったことのない関東の県ランキング」は、1位茨城、2位群馬、3位栃木となった。
今回は東京在住者編です。
千葉県、神奈川県、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県という6つの県について、東京都在住者にアンケート調査しました。その結果をご紹介します。
【調査概要】
有効回答数:502名
調査期間:2018/7/20~2018/7/23
調査対象:東京都在住、20代以上の男女
調査手法:Webアンケート
■行ったことのない県1位は茨城県
各県に行ったことがないと答えた人の割合は以下のようになりました。
神奈川県に行ったことのない人はたったの3.8%。一方茨城県は20.5%と、16.7%の開きがあります。
東京都に隣接している埼玉県、千葉県、神奈川県は、いずれも10%未満で、行ったことのある割合が高くなっています。
一方、観光・レジャー目的で行ったことがある人の割合を見てみましょう。
観光・レジャー目的になると、若干ではあるものの埼玉県の割合が栃木県、群馬県よりも低くなりました。なお、埼玉県は仕事目的では神奈川県に次いで2位、帰省では1位の割合になっています。
■位置/県名の正答率、栃木県と群馬県は70%以下
以下の地図を提示し、それぞれが何県かを答えてもらいました。
正解は、A:群馬県、B:栃木県、C:埼玉県、D:茨城県、E:神奈川県、F:千葉県
回答の結果は以下のようになっています。
群馬県と栃木県は正答率が70%以下となっています。「わからない」と答えた人の割合が高いことはもちろん、群馬県の位置に対して栃木県、栃木県の位置に対して群馬県と答えている人が多いことから、どちらが群馬でどちらが栃木か、はっきりわかっていない、もしくは勘違いしている方が多いことがわかります。
■各県で真っ先に思い付く観光スポット名は?
各県の名前を聞いて思い付く観光スポット名についても聞いてみました。
5位までランキング形式で紹介します。
*表記については回答内容のままを基本としており、正式名称ではない場合もあります
神奈川県は、特定のスポットよりも「横浜」「箱根」など地域名を挙げる方が多くいらっしゃいました。千葉県は海が関連するスポット 、群馬県は温泉と、各県の特徴がよく出ています。観光・レジャー目的で行ったことのない人の割合が高かった茨城県は、観光スポット名がわからない(すぐに思い付かない)という方の数も多く、各観光スポットの知名度が東京在住者にとって低くめであることがわかります。